アムホテリシン(その他表記)amphotericin

翻訳|amphotericin

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アムホテリシン」の意味・わかりやすい解説

アムホテリシン
amphotericin

真菌症治療用抗生物質。細菌には無効であるが,真菌に対して広い抗菌スペクトルを有する。菌の細胞壁の透過性を変化させ,細胞内成分を漏出させることにより作用する。耐性が発現し,ナイスタチンとの間に交差耐性がある。消化管からの吸収が悪いので,静脈内注射によりカンジダ症などの深在性真菌感染症に使用される。表在性真菌感染症に局所使用しても有効である。副作用,過敏性反応が大であり,腎障害や肝障害などを起す。

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