あやめヶ原(読み)あやめがはら

日本歴史地名大系 「あやめヶ原」の解説

あやめヶ原
あやめがはら

厚岸半島南部、末広まびろのチンベにある景勝地。主要道道別海べつかい―厚岸線に沿う。ダケカンバの林を縫って南へ七〇〇メートルの散策路が延び、約一〇〇ヘクタールの原生花園が広がる。六月下旬から七月上旬にかけて約三〇万株のヒオウギアヤメ紫紺の花をつけ、草原を彩ることから命名された。そのほかにも五月から一〇月までエゾフウロマイヅルソウバイケイソウハマナスなどの海浜植物が多く見られ、ハクサンチドリ、キクバクワガタなどの高山植物を含め一〇〇種以上の草花が咲く。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

フランスのパリで開催されるテニスの国際大会。1891年創設。ウィンブルドンテニス大会、全豪オープン、全米オープンとともに世界四大テニス選手権大会の一。四大会では唯一クレーコートで行われる。飛行家ローラ...

全仏オープンの用語解説を読む