精選版 日本国語大辞典 「あらたか」の意味・読み・例文・類語 あらた‐か 〘 形容動詞ナリ活用 〙 ( 「あらた(新)」から ) 神仏の霊験や薬のききめなどが著しく現われるさま。あらた。いやちこ。[初出の実例]「おしへけむちくあらたかに、なな月のわつらひ、ここの月のくるしみ、あたると月と申には、御さんのひもを、おときある」(出典:説経節・をくり(御物絵巻)(17C中)一)「尤も有験(アラタカ)な観音様だと聞いてをりますから」(出典:真景累ケ淵(1869頃)〈三遊亭円朝〉八六) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例