アラーク(その他表記)Arāk

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アラーク」の意味・わかりやすい解説

アラーク
Arāk

イラン中央西部,マルカジー州州都。歴史は新しく,1808年にソルタナバードとして建設された。ザグロス山脈中標高 1753mの高地に位置する。近くの峡谷をイラン縦断鉄道と,コムバーフタラーン,ホッラマーバード,デズフールなどを結ぶ道路とが通っている。周辺ではブドウメロン穀物を産する。市は商業の中心地で,精糖工場があり,絨毯の生産でも知られている。人口 33万 1354 (1991) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android