アリュート語(読み)ありゅーとご(その他表記)Aleut

翻訳|Aleut

日本大百科全書(ニッポニカ) 「アリュート語」の意味・わかりやすい解説

アリュート語
ありゅーとご
Aleut

アメリカのアラスカ半島西部、プリビロフ諸島アリューシャン列島とロシア領のコマンドルスキー諸島で使われている言語アレウト語ともいい、ウナガンと自称する話し手は、アメリカで約700人、ロシア連邦で約40人である。ウムナク島以東の東部方言、アトカ方言、アッツ方言がある。単語がときには十数個の要素からなる集合語型の単語で、主語――目的語――動詞の語順が基本である。借用語にはロシア語からのものが多い。同系の言語としてエスキモー語がある。

[大島 稔]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

イチロー

[1973~ ]プロ野球選手。愛知の生まれ。本名、鈴木一朗。平成3年(1991)オリックスに入団。平成6年(1994)、当時のプロ野球新記録となる1シーズン210安打を放ち首位打者となる。平成13年(...

イチローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android