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借用語 しゃくようごloanword

翻訳|loanword

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

借用語
しゃくようご
loanword

一つの言語体系の語彙に他の言語体系から加わった単語。他の言語体系というのが外国語であることが多いので,外来語と同じ意味で用いられることが多い。しかし,もっと広い意味で,現代語のなかに復活させた古語や,ある方言が他の方言から取入れた単語なども借用語ということができる。

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デジタル大辞泉の解説

しゃくよう‐ご【借用語】

もともとは他の言語から取り入れられた語ではあっても、その言語に同化し、全く日常語化してしまっているような語。日本語における「さけ(鮭)」(アイヌ語)「だんな(旦那)」(サンスクリット)「きせる(煙管)」(カンボジア語)などの類。

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百科事典マイペディアの解説

借用語【しゃくようご】

外来語

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大辞林 第三版の解説

しゃくようご【借用語】

他の言語より借り入れ、自国語と同様に日常的に使われるようになった語。 → 外来語漢語

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

借用語
しゃくようご

他の言語あるいは方言から借り入れた語。他言語からの場合は「外来語」ともいう。受け入れ側の言語体系の一部となったと認められるものをいい、そうでない場合は「引用」として区別される。
 借用の動機のおもなものは二つ考えられる。一つは新しい文物に対して、それをさす語が自国語にない場合、原語をそのまま借り入れるもので、バター、チーズ、ユーモアなどがある。もう一つは、自国語がすでにあるのに、高度な外国文化にあやかるために借用するもので、英語からのゴージャス、フランス語からのオートクチュールなどがある。
 借用語は、発音の面でも意味の面でも変化を受けるのが普通である。フェミニストは、原語では男女を問わず女権拡張論者をさすが、借用語では女に甘い男性のみをさす。類義の自国語がすでにある場合は、ご飯とライスのように、意味分化がおこるのが普通である。
 比較言語学では語を材料にして音形の比較をするが、その際、借用語は慎重に排除される。そうしないと、日本語は中国語と同系統ということになりかねない。[国広哲弥]

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世界大百科事典内の借用語の言及

【外来語】より

…〈外〉の言語から,文化の一部として,自国語の体系内に入り込んだ単語。借用語ともいう。まだ自国語の体系内に入りきらない〈外国語〉と区別される。…

【同義語】より

…〈ピンポン〉と〈卓球〉,〈ラーメン〉と〈中華そば〉などでは,これらの外来語と日本語はほとんど差別がない。英語のように多くの借用語(外来語)を過去に受け入れた言語でも,同じような現象がみられる。たとえばideaとthought,ascendとgo up,descendとcome downである(前者はギリシア・ラテン語系,後者はゲルマン語系)。…

※「借用語」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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