最新 地学事典 「アルカリ斑岩銅鉱床」の解説
アルカリはんがんどうこうしょう
アルカリ斑岩銅鉱床
alkali porphyry copper deposit
アルカリ火成岩に伴う斑岩銅鉱床。カナダのブリティッシュコロンビア州や豪州・ニューサウスウェールズ,中国・チベット,フィリピン等に分布。玄武岩に胚胎するものが多い。カルクアルカリ岩に伴う斑岩銅鉱床と異なり,鉱石中の金含有量が高い。沈み込み帯において海膨や大陸の衝突後の引張場に形成される。鉱化熱水中のCO2含有量が高く,Ca-Kに富んだ熱水変質鉱物(透輝石や緑れん石)に富むのが特徴。石英細脈や黄鉄鉱に乏しい。
執筆者:渡辺 寧
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

