アルコラート(その他表記)alcoholate

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アルコラート」の意味・わかりやすい解説

アルコラート
alcoholate

アルコレート,アルコキシドともいう。アルコール類 (一般式 ROH) の水酸基の水素H を金属M で置き換えた形の化合物 ROM総称。一般にナトリウムカリウムカルシウムなどの軽金属と置換されやすい。エチルアルコール C2H5OH とナトリウムからできるアルコラート C2H5ONa は,ナトリウムエチラートと呼ばれる白色粉末で,アルコール溶液として使われることが多い。室温で水によって容易にもとのアルコールと金属水酸化物とに分解する。塩基性が強く,触媒に使われる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

化学辞典 第2版 「アルコラート」の解説

アルコラート
アルコラート
alcoholate

[同義異語]アルコキシド

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む