アルノルド派(読み)あるのるどは

日本大百科全書(ニッポニカ) 「アルノルド派」の意味・わかりやすい解説

アルノルド派
あるのるどは

中世の異端の一派。一時ロンバルディア派とよばれた。1184年に異端と断定された。「信仰の証(あかし)は使徒のごとき清貧に存する」と主張して、蓄財によって腐敗した教会を攻撃し、聖職者にキリストの教会を代表し秘蹟(ひせき)を執行する資格なしとし、清貧の俗人に説教の権ありと唱えた。アルノルド派の名は、1155年に処刑されたイタリアの急進的教会改革運動家アルノルド・ダ・ブレシアArnaldo da Brescia(1100ころ―1155)の残党と考えられたためにつけられた。

[渡辺昌美]

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