アルプス型脈(読み)アルプスがたみゃく(その他表記)alpine type vein

岩石学辞典 「アルプス型脈」の解説

アルプス型脈

ヨーロッパスイス・チロル地方の変成岩中の割れ目に見られる種々の鉱物を含む石英脈で,石英,アズラリア長石,曹長石緑簾石ゼオライトなどの鉱物から構成された脈である.普通は金属鉱石は欠如しており稼行の対象にはならないが,結晶は一般に綺麗に発達し,脈は鉱物標本を供給する産地として稼行されているものもある[Königsberger : 1901, Lindgren : 1928].

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

今日のキーワード

イチロー

[1973~ ]プロ野球選手。愛知の生まれ。本名、鈴木一朗。平成3年(1991)オリックスに入団。平成6年(1994)、当時のプロ野球新記録となる1シーズン210安打を放ち首位打者となる。平成13年(...

イチローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android