アルミ線(読み)アルミせん(その他表記)aluminium wire

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アルミ線」の意味・わかりやすい解説

アルミ線
アルミせん
aluminium wire

アルミニウム電線。電線は導電率の高い銅線がよく使われているが (アルミニウムの導電率は銅の約 60%) ,アルミニウムは軽量という利点 (銅の約3分の1) をもつうえ,技術的にも進歩し,アルミ線の使用が増えている。しかし,電線のサイズが銅に比べて大きくなり,被覆材料が多く必要,接続が難しいなどの欠点もある。高圧送電線は古くからアルミ撚線が使われていたが,近時配電線にも及んでいる。強度を増すために綱芯にアルミをかぶせるなどの工夫もある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む