アンジュマン(その他表記)anjuman

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アンジュマン」の意味・わかりやすい解説

アンジュマン
anjuman

ペルシア語で一般的に「結社」「団体」を意味するが,イラン立憲革命のとき生れた立憲派と専制派の組織や地区の細胞をいう。2種類あり,一つは市会,州会で地方の自治組織を形成し,他は前者を下から支えた地区別,職業別,社会層別などの末端組織であった。 1906~08年にテヘラン,タブリーズ,レシト,その他の都市で自発的に生れ,市会,州会レベルでは,タブリーズ・アンジュマンが最も強力な自治機構であった。裁判と警察の権限も有したが,08年反革命クーデターで専制が復活し,テヘラン,および全国の立憲派アンジュマンが解散させられた。タブリーズ市は専制派の軍に包囲されたが,市民武装蜂起によりこれに耐え,市会が新しく組織された。 11年ロシア軍が革命干渉して,アンジュマンは解散され,壊滅した。

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