20世紀西洋人名事典 「アンソニークイン」の解説
アンソニー クイン
Anthony Quinn
1915.4.21 -
俳優。
チワワ(メキシコ)生まれ。
1936年舞台初出演し、同年「殺人都市」で映画デビューする。これがデミル監督の目にとまり「平原児」(’36年)に出演し、パラマウントと専属契約を交わす。’52年「革命児サパタ」でアカデミー助演男優賞を受賞し、’54年イタリアに渡り、フェリーニ監督の「道」(’54年)に出演し、’56年「炎の人ゴッホ」で再度アカデミー助演男優賞を受賞する。獣性をむきだしにした個性と演技で一躍国際派スターとなる。デミルの養女キャサリンと結婚し、5児をもうけるが離婚、ヨランダ・アドロリと再婚し、3児をもうける。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報