アン・チョルス(読み)安 哲秀(英語表記)Ahn Cheol-soo

現代外国人名録2016 「アン・チョルス」の解説

アン・チョルス
安 哲秀
Ahn Cheol-soo

職業・肩書
実業家,コンピューター科学者,政治家 アンラボ創業者,韓国国会議員 元新政治民主連合共同代表

国籍
韓国

生年月日
1962年2月26日

出身地
釜山

別名
英語名=Ahn,Charles

学歴
ソウル大学医学部卒,ソウル大学大学院修了,スタンフォード大学ベンチャービジネス課程〔2000年〕修了,ペンシルベニア大学大学院(経営学)〔2008年〕修了

学位
医学博士〔1991年〕, M.B.A.

経歴
ソウル大学で医学研究中に、韓国初となるコンピューターウイルス駆除ワクチンを開発。以降、独自のウイルス対策ソフトを無料で公開し、兵役後の1995年にベンチャー企業・安哲秀研究所(アンラボ)を設立。’97年修士号を取得したのを機に医師を辞め、社業に専念。インターネットでソフトを個人に無償提供し、法人には有償で提供するというビジネスモデルで成功を収め、同社をパソコン用ウイルス対策ソフトの韓国最大手に育て上げる。2001年韓国の店頭市場(コスダック)に上場を果たし、日本や中国、マレーシアへの製品輸出を始める。2011年4月〜2012年ソウル大学教授・融合科学技術大学院院長。一方、2008年大統領直属未来企画委員となる。若者を中心に無党派層の人気が高く、2012年の大統領選の有力候補として取り上げられ、韓国政界に旋風を巻き起こしたが、11月立候補を辞退した。2013年4月国会議員補選に無所属で出馬し当選。同年5月シンクタンク“政策ネットワーク明日”を設立。2014年1月新政治連合を結成して中央運営委員長となり、3月韓国民主党と合同して新政治民主連合を設立。金ハンギルと共同代表を務めたが、7月国会議員の再選・補選で惨敗した責任を取り辞任。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

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