アントウェルペン王立美術館(読み)アントウェルペンおうりつびじゅつかん(その他表記)Koninklijk Museum voor Schone Kunsten Antwerpen

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

アントウェルペン王立美術館
アントウェルペンおうりつびじゅつかん
Koninklijk Museum voor Schone Kunsten Antwerpen

ベルギーアントウェルペンにある美術館。1383年設立の聖ルカ画家組合と 1664年設立のアントウェルペン王立美術アカデミーの所蔵品を基礎とし,その中心はフランドル絵画(→フランドル美術)である。ヤンファン・アイクの『泉の聖母』および『聖女バルバラ』,ロヒール・ファン・デル・ワイデンの『七つの秘跡の祭壇画』,ハンス・メムリンクの『奏楽の天使に囲まれたキリストの祭壇画』,ペーテル・パウル・ルーベンスの『おうむを持つ婦人』などが特に有名。美術館の建物は,フランス・ファン・ダイクとヤーコプ・ウィンデルスの設計により 1890年に完成したもの。今日では収蔵品は 3部門に分けられ,近世以前の巨匠の諸作品は「美しき階」と呼ばれる 2階に,近代絵画と現代絵画の 2部門は 1階に展示されている。

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