20世紀西洋人名事典 「アントーニオマンチーニ」の解説
アントーニオ マンチーニ
Antonio Mancini
1852.11.14 - 1930.12.28
イタリアの画家。
アルパーノ・ラツィアーレ生まれ。
ナポリ美術学校でパリッツィ、ドメーニコ・モレルリに師事。強い明暗の対比、激しい色彩、鋭い写実力で人物画を得意とした。早くから名声をあげ、パリ、ロンドン、ローマなど各地を転々とし、神経症に悩みながら人間の内面世界を追求し、ナポリ派絵画の最後を飾った。代表作に「パンタレオーニ夫人」(1900年、ローマ、国立近代美術館蔵)など。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報