デジタル大辞泉 「あんなり」の意味・読み・例文・類語 あん◦なり [連語]《動詞「あり」の連体形に伝聞推定の助動詞「なり」の付いた「あるなり」の音変化》あるようだ。あるということだ。あなり。「世の中に物語といふものの―◦なるを」〈更級〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「あんなり」の意味・読み・例文・類語 あん‐・なり 〘 連語 〙 ( 動詞「あり(有)」に伝聞推定の助動詞「なり」の付いた「ありなり」の変化した語 ) あるようだ。あるそうだ。あるという。あなり。[初出の実例]「上達部の女(むすめ)にはあんなれど、落窪の君とつけられて」(出典:落窪物語(10C後)二) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例