ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アンフィトリテ」の意味・わかりやすい解説
アンフィトリテ
Amphitritē
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…海の支配者は最高神ゼウスの兄弟のポセイドンで,武器としても漁具としても使われる三つ股の矛を持ち,地震や津波の神としても恐れられた。彼の妃はネレイデスの一人であるアンフィトリテAmphitritēで,この夫婦の息子で下半身が魚の形をしたひょうきんな海神トリトンも,ネレウスやその同類のプロテウスやグラウコスなどと同様に,非常な知恵と変身の能力の持主である。日本神話の塩土老翁(しおつちのおじ)も,変身の能力をもつ知恵者の海神であるという点で,これらの同類と認めることができる。…
…しかしトロイア陥落後,帰国途上の英雄オデュッセウスにわが子の単眼巨人ポリュフェモスが盲にされたことを怒り,オデュッセウスの帰国を妨害しつづけたという。彼の子どもには,ポリュフェモスのほか,妃アンフィトリテAmphitritē(海の老神ネレウスの娘)との間にもうけた半人半魚の神トリトン,女怪ゴルゴンのひとりメドゥーサを母とする天馬ペガソス,巨人の猟師オリオンなどがいる。 彼の名はおそらく〈大地の夫〉もしくは〈大地の君〉の意で,ホメロスの叙事詩中のエノシクトンEnosichthōn(〈大地をゆすぶる者〉),ガイエオコスGaiēochos(〈大地を保つ者〉)などの呼称も示すように,もともとは地震の神,また土壌を肥沃にする河川,泉の神であったが,この神を信奉する人々がギリシアに侵入したとき,もっぱら海洋がその支配領域になったものと考えられる。…
※「アンフィトリテ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
二十四節気の一つ。元来,太陰太陽暦の 12月中 (12月後半) のことで,太陽の黄経が 300°に達した日 (太陽暦の1月 20日か 21日) から立春 (2月4日か5日) の前日までの約 15日間で...
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