アンペールの規則(読み)アンペールのきそく

百科事典マイペディア 「アンペールの規則」の意味・わかりやすい解説

アンペールの規則【アンペールのきそく】

電流向きに右ねじを進ませるとき,ねじの回転する方向が,その電流がつくる磁場の向きをあらわす〉という関係。→アンペールアンペールの法則

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法則の辞典 「アンペールの規則」の解説

アンペールの規則【Ampere's rule】

電流の周囲に生じる磁場の方向について,1830年にアンペールが提案した規則.「電流の方向に向かって泳ぐ人間が,顔面を受動点に向け,左腕をまっすぐにのばすとき,左腕の指す方向が磁場の方向となる」というもので,そのため「泳者法則」とも呼ばれる.現在では「アンペールの右ネジの法則」と呼ばれることが多くなった.

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