アンモニウム明礬(読み)アンモニウムミョウバン

デジタル大辞泉 「アンモニウム明礬」の意味・読み・例文・類語

アンモニウム‐みょうばん〔‐ミヤウバン〕【アンモニウム明×礬】

アンモニウムイオンNH4を1価の陽イオンとして含む明礬総称通常は(NH4)Al(SO42・12H2Oをさす。無色の正八面体結晶。鉄、クロムコバルトなどが入ったものも含めることがある。媒染剤食品添加物に用いられる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

改訂新版 世界大百科事典 「アンモニウム明礬」の意味・わかりやすい解説

アンモニウムミョウバン(明礬) (アンモニウムみょうばん)

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のアンモニウム明礬の言及

【ミョウバン(明礬)】より


[種類]
 前述のように単にミョウバンというときは,MI=K,MIII=Alのアルミニウムカリウムミョウバンを指すが,MIII=Alのときはアルミニウムを省略してカリウムミョウバン(あるいはカリミョウバン)のように呼ぶことが多い。MI=NH4のときがアンモニウムミョウバン(古くはアンモニアミョウバンといった)などである。これに対しMI=Kで,MIIIのAlをCr,Feなどで置き換えたものはクロムミョウバン,鉄ミョウバンのように呼ぶ。…

※「アンモニウム明礬」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む