現代外国人名録2016 「アンリロワレット」の解説
アンリ ロワレット
Henri Loyrette
- 職業・肩書
- 学芸員 元ルーブル美術館館長
- 国籍
- フランス
- 生年月日
- 1952年
- 出生地
- ヌイイ・シュル・セーヌ
- 経歴
- エジプト専門のルーブル美術館学芸員だった母を持ち、同館の真正面にある自宅で育つ。歴史を学んだのち、1978年オルセー美術館学芸員となり、’94年同館長を経て、2001年ルーブル美術館史上最年少で館長に就任。以後、国が仕切っていた人事権の一部を美術館のものとし、入場料収入も全て美術館が使えるようにするなど、改革に大なたを振るう。また、積極的なグローバル化を進め、米国の美術館に3年間作品を貸したり、フランス国内(ランス)や中東(アブダビ)に分館を作る計画などを展開。専門は19世紀後半の建築と、ドガやマネを主とする印象派絵画。2003年国外初のルーブル友の会の発足を機に来日。2013年ルーブル美術館館長を退任。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報