法則の辞典 「アヴラミの式」の解説 アヴラミの式【Avrami's equation】 もともと一定温度条件下における金属の相変化過程を記述するために提案された式であるが,過冷却状態にある高分子物質が結晶(球晶など)を生成する場合にもよく適合する.無定型層の体積分率を a としたとき a=exp(-ktm) のようになる.ここで k を結晶化の速度定数,m をアヴラミの指数という.アヴラミの指数は結晶成長の様式と結晶成長の次元によって1 ~ 4の値をとる. 出典 朝倉書店法則の辞典について 情報