ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アーガマ」の意味・わかりやすい解説
アーガマ
Āgama
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出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
…釈尊の説教をまとめた初期仏教聖典。サンスクリットの〈アーガマāgama〉を音写した語。アーガマは〈伝承された教え〉を意味する。…
…現在ジャイナ教徒は260万ほどを数え(1971),これは全人口の0.5%にも満たないが,インド社会でのジャイナ教徒の結束はきわめて固い。
[聖典と他の文献]
ジャイナ教の聖典はシッダーンタSiddhāntaあるいはアーガマĀgamaと呼ばれる。両派はそれぞれ異なる聖典をもつ。…
… 初期仏教の教団は,修行者(出家)と在俗信者(在家)から成り,釈迦は出家に対しては上述の修行をすすめ,在家に対しては施論(慈悲をもって生きとし生けるものを愛し,特に出家者へ布施を行うこと),戒論(在家の五戒すなわち不殺生,不偸盗,不邪淫,不妄語,不飲酒の各戒を守ること),生天論(以上の二つを行えば,死後天に生まれる)の三つをすすめたといわれている。 初期仏教の聖典としては,スリランカに伝わるパーリ語で書かれた5部のニカーヤnikāya,漢訳として伝わる4部の阿含(あごん)(アーガマāgama)その他がある。仏教【加藤 純章】。…
…ヒンドゥー教の代表的な哲学体系は6種あり,各体系はそれぞれの基本的文献をもち,それに対してたくさんの注釈文献が残されている(六派哲学)。ヒンドゥー教の各宗派の基盤となる聖典も編纂され,ビシュヌ派的な性格をもつ〈サンヒター〉,シバ派的な性格をもつ〈アーガマ〉,タントリズム的性格をもつ〈タントラ〉と称する聖典が成立した。これらのものはすべて雅語であるサンスクリット(梵語)で書かれた文献であるが,それ以外の言葉で書かれた聖典も数多く存在している。…
※「アーガマ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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