最新 地学事典 の解説
アードナムルカンかんじょうがんみゃく
アードナムルカン環状岩脈
Ardnamurchan ring dyke
スコットランドのマル島(Mull島)北西部アードナムルカン半島に発達する古第三紀(〜59Ma)の環状岩脈群。活動中心の異なる三つの岩脈・岩床群があり,第1期はおもに粗面岩質,第2期はドレライトと斑れい岩,第3期はおもに斑れい岩〜ユークライト。Richey et al.(1930)により記載され典型的な環状岩脈とされてきたが,帯磁率異方性を用いた貫入形態の検討から,古典的な環状岩脈のベルジャー形状ではなくロポリスであるとの指摘がある。
執筆者:端山 好和・加々島 慎一
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

