イオンラジカル

化学辞典 第2版 「イオンラジカル」の解説

イオンラジカル
イオンラジカル
ion radical

不対電子をもつ反応性の高いイオン.ラジカルイオンともいう.イオン化放射線によって安定分子から電子一つ弾き出されて生じるカチオンラジカル(たとえば,H2,CH4,H2Oなど)や,低温固相溶媒中にγ線照射で生じるアニオンラジカル(たとえば,CCl4,C6H6など)がある.放電やイオン化放射線によって気相中に生じるカチオンラジカルは反応性が高いので,たちまちイオン-分子反応を起こす.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

関連語 分子反応

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む