イオン化エンタルピー(読み)イオンカエンタルピー

化学辞典 第2版 「イオン化エンタルピー」の解説

イオン化エンタルピー
イオンカエンタルピー
ionization enthalpy

1 mol原子または分子イオン化するのに必要なエネルギーをいう.1原子または1分子当たりについては,イオン化電位という.たとえば,

Na → Na + e

では502 kJ mol-1 が与えられている.陰イオンをつくる場合を電子付着エンタルピーといい,1原子または1分子当たりでは電子親和力にあたる.ボルン-ハーバーのサイクルを利用して格子エネルギーなどを求めるとき,1 mol 当たりのイオン化エンタルピーおよび電子付着エンタルピーが必要となる.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

フランスのパリで開催されるテニスの国際大会。1891年創設。ウィンブルドンテニス大会、全豪オープン、全米オープンとともに世界四大テニス選手権大会の一。四大会では唯一クレーコートで行われる。飛行家ローラ...

全仏オープンの用語解説を読む