イオン化エンタルピー(読み)イオンカエンタルピー

化学辞典 第2版 「イオン化エンタルピー」の解説

イオン化エンタルピー
イオンカエンタルピー
ionization enthalpy

1 mol原子または分子イオン化するのに必要なエネルギーをいう.1原子または1分子当たりについては,イオン化電位という.たとえば,

Na → Na + e

では502 kJ mol-1 が与えられている.陰イオンをつくる場合を電子付着エンタルピーといい,1原子または1分子当たりでは電子親和力にあたる.ボルン-ハーバーのサイクルを利用して格子エネルギーなどを求めるとき,1 mol 当たりのイオン化エンタルピーおよび電子付着エンタルピーが必要となる.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む