日本大百科全書(ニッポニカ) 「イスファハーニー」の意味・わかりやすい解説 イスファハーニーいすふぁはーにーAbú ‘l-Faraji al-Ifaānī(897―967) アラブの文学者。編著『アガーニー』で名高い。ペルシアのイスファハーンで生まれたが生粋(きっすい)のアラブ人で、ムハンマド(マホメット)に連なる由緒あるメッカの住民クライシュの一員であり、ウマイヤ朝最後の教王マルワーンの子孫。バグダードに出て育ち、アラブ古典の勉強に打ち込んだ。晩年ブワイフ朝の大臣であったムイッズ・アッダウラやアンダルシア(スペイン南部)の王からも援助を受けた。[内記良一][参照項目] | アガーニー 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
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