共同通信ニュース用語解説 「イタセンパラ」の解説
イタセンパラ
日本固有種の淡水魚で、タナゴの仲間。環境省のレッドリストで、近い将来に野生での絶滅の危険性が極めて高いとされる絶滅危惧ⅠA類に指定されている。成魚は体長7~8センチになり、寿命は1~2年。繁殖期の秋に成魚がイシガイなどの二枚貝に産卵。貝の中でふ化した稚魚がそのまま越冬し、春先に貝から泳ぎ出す珍しい生態を持つ。
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日本固有種の淡水魚で、タナゴの仲間。環境省のレッドリストで、近い将来に野生での絶滅の危険性が極めて高いとされる絶滅危惧ⅠA類に指定されている。成魚は体長7~8センチになり、寿命は1~2年。繁殖期の秋に成魚がイシガイなどの二枚貝に産卵。貝の中でふ化した稚魚がそのまま越冬し、春先に貝から泳ぎ出す珍しい生態を持つ。
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… 日本にはその分布が著しく限られていて,生物地理学上貴重なため国の天然記念物に指定されたものが2種ある。ミヤコタナゴTanakia tanagoとイタセンパラA.longipinnisである。ミヤコタナゴは成魚の全長3~5.5cmの小型種で,産卵期の雄は赤色,黒色,紫色などの美しい婚姻色を現す。…
※「イタセンパラ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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