いっその事(読み)イッソノコト

デジタル大辞泉 「いっその事」の意味・読み・例文・類語

いっそのこと

いっそ1」に同じ。「どうせ負ける相手ならいっその事新人をぶつけて鍛えよう」
投げやりな気持ちになって、極端な事態になることを願望するさま。「いっその事焼けてなくなればいい」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「いっその事」の意味・読み・例文・類語

いっそ の 事(こと)

  1. あれこれと考えた末、それらとは一段違ったことを思い切って選ぶ気持を表わす。また、時に、好ましいものをあきらめて意に染まないものを選ぶときの、投げやりな気持を表わす。思い切って。むしろ。いっそ。
    1. [初出の実例]「いっその事こんな憂身は化し野へ〈貞倶〉 米櫃の底ありてなければ〈心友〉」(出典:俳諧・伊勢宮笥(1679)三吟)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む