精選版 日本国語大辞典
「いっちくたっちく」の意味・読み・例文・類語
いっちく‐たっちく
- 〘 名詞 〙
- ① 近世、あめ売りなどの歌った童謡。明治一〇年(一八七七)ごろ、再びあめ売りによって歌われ流行した。
- [初出の実例]「いっちくたっちく鯛の目、ちんがらこっこの時分より」(出典:談義本・檠下雑談(1755)陳珍斎之伝)
- ② 児童の遊戯の名。「ずいずいずっころばし」に似た遊戯。信州上田地方でいう。〔風俗画報‐二六二号(1903)〕
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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