日本歴史地名大系 「イドンナップ岳」の解説 イドンナップ岳いどんなつぷだけ 北海道:日高支庁新冠町イドンナップ岳新冠町と静内(しずない)町の境界にある山。北部日高山脈の一山で、南北に走る同山脈の主稜から南西方に張出した尾根上にある。主稜線からは一〇キロほど離れていることから、頂上からは幌尻(ぽろしり)岳をはじめとする日高山脈主稜線上の山々の展望がよい。標高一七五二メートル。山名は静内川水系シュンベツ(春別)川の支流イドンナップ川の水源にあたることによる(静内町史)。地質は日高混成岩が主体。当山のある尾根は小さな起伏をもつ長大な稜線で、この稜線の南西端にあたる標高一六六七メートルのピークは新冠市街からも遠望でき、新冠富士の名で知られる。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by