いはでしのぶ(読み)いわでしのぶ

百科事典マイペディア 「いはでしのぶ」の意味・わかりやすい解説

いはでしのぶ【いわでしのぶ】

鎌倉時代物語。13世紀半ばの成立作者不明。全8巻かと思われるが,現存するのは2巻まで。別に全巻にわたり和歌抄出主眼にした抜書本が残されており,全体の構想をうかがうことができる。皇統争いと政権争いを恋愛事件にからませた佳作。第二世代の貴公子二人が揃って出家するという結末は,出家遁世譚としてこの期の物語の一つの類型である。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

菊の節供,九月節供,重九 (ちょうく) ともいう。五節供の一つ。旧暦9月9日の節供で,奈良時代より,宮中では天皇が紫宸殿に出御し,群臣に宴を賜わり詩歌文章をつくらせる菊花の宴が行われ,年中行事となった...

重陽の用語解説を読む