いはでしのぶ(読み)いわでしのぶ

百科事典マイペディア 「いはでしのぶ」の意味・わかりやすい解説

いはでしのぶ【いわでしのぶ】

鎌倉時代物語。13世紀半ばの成立作者不明。全8巻かと思われるが,現存するのは2巻まで。別に全巻にわたり和歌抄出主眼にした抜書本が残されており,全体の構想をうかがうことができる。皇統争いと政権争いを恋愛事件にからませた佳作。第二世代の貴公子二人が揃って出家するという結末は,出家遁世譚としてこの期の物語の一つの類型である。

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