抄出(読み)ショウシュツ

精選版 日本国語大辞典 「抄出」の意味・読み・例文・類語

しょう‐しゅつセウ‥【抄出・鈔出】

  1. 〘 名詞 〙 ある書物から部分的に抜き出して書くこと。抜き書きすること。また、そのもの。
    1. [初出の実例]「古詩何処閑抄出、官舎三間白茅茨」(出典:菅家後集(903頃)詠楽天北三友詩)
    2. 「在家の人鈔出してつねに憶念すべし」(出典:十善法語(1775)八)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「抄出」の読み・字形・画数・意味

【抄出】しようしゆつ

抜き出す。

字通「抄」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android