イブリーヌ県(読み)イブリーヌ(その他表記)Yvelines

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「イブリーヌ県」の意味・わかりやすい解説

イブリーヌ〔県〕
イブリーヌ
Yvelines

フランス北部,イルドフランス地域 (レジオン) の県。パリ西方にある。 1964年の首都圏再編成により新設された。県都ベルサイユ。県最南部は穀物栽培の大農業地帯ボース台地。その北側がイブリーヌの森林地方で,ランブイエの森 (面積約1万 3000ha) をはじめ多くの森におおわれる。東方に流れるイベット川の谷は,パリに近い保養地,別荘地として有名。県北西部は黄土におおわれた肥沃な台地と,それを刻むボクルール川などの谷間に分れる。台地上はテンサイ,穀物類を栽培し,谷間は牧場と野菜畑の地帯である。セーヌ川岸ではポアシ,ムーランなどの自動車,マントラジョリの機械工業などがあげられる。パリの衛星都市化の傾向が強く,北東部のパリに近い地域は特に人口密度が高いが,高級郊外住宅地として緑地も多く残されている。面積 2284km2。人口 130万 7150 (1990) 。

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