イリジウム濃集層(読み)イリジウムのうしゅうそう(その他表記)iridium-enriched bed

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「イリジウム濃集層」の意味・わかりやすい解説

イリジウム濃集層
イリジウムのうしゅうそう
iridium-enriched bed

白亜紀‐古第三紀境界層で,イリジウムやほかの白金族元素の異常濃集が,世界各地で発見された。このイリジウムの異常値を発見したことによって,巨大隕石落下による恐竜絶滅原因説が主流を占めたが,近年では,ホットスポット起源の火山噴出物にもイリジウム異常濃集が特徴的に現れることから,世界的な規模での火山説も唱えられている。この二つの説のいずれにせよ,イリジウムの異常値を示す層では,多量のすすが検出されていることから,全地球的な火災が起こったことが想像されている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ノーベルがスウェーデンアカデミーに寄付した遺産を基金とする世界的な賞。1901年以降行われ、毎年、物理学・化学・生理学および医学・文学・平和・経済学の6部門において、顕著な功績のあった人に授与される。...

ノーベル賞の用語解説を読む