ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説
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出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報
周期表第8、9、10族に属する元素のうち、鉄族元素を除いたルテニウム、ロジウム、パラジウム、オスミウム、イリジウム、白金の6元素の総称。すべて希元素で、地殻中の存在度はきわめて低い。化合物として産することが少なく、白金族元素どうしの合金であるイリドスミン、プラチニリジウムなどとして産出することが多い。単体はいずれも美しい銀白色の金属で(粉末は黒色)、融点が高く、酸化、腐食を受けにくく、貴金属である。化学的性質は互いによく似ており、多くの酸化状態が知られている。金属および化合物は各種の化学反応の触媒として用いられる。
[中原勝儼]
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
ルテニウムRu,ロジウムRh,パラジウムPd,オスミウムOs,イリジウムIr,白金Ptの6元素は,性質が似ているので白金族元素と総称される.18族型周期表では8,9,10族になる.性質が似ているので天然には合金として一緒に産出する.代表的な貴金属で,酸,アルカリ,酸素などに侵されにくい.融点,沸点も高い.Osなどは八価の状態もとり,イオン半径の大きいことと相まって八配位の化合物をつくる.電気陰性度は2.2程度であるため,多くの化合物は共有結合性である.多くの化学反応に触媒として用いられる.とくに重要なものは自動車排気ガス浄化用三元触媒でPt,Rh,Pdが使われる.Ptは燃料電池電極材としても使われる.化学的に安定なので,たとえば白金などは化学用るつぼ,蒸発皿などに利用されている.
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報
…金属を分類するときの用語の一つで,卑金属に対する語。通常は,金Au,銀Ag,および白金族元素のルテニウムRu,ロジウムRh,パラジウムPd,オスミウムOs,イリジウムIr,白金Ptをいう。化学的には,単体として産し,イオン化傾向が小さく,酸類などとは直接反応しにくく,空気中では酸化されにくい,ということで,上記の金属以外に銅Cuおよび水銀Hgをも含めていうのが普通である。…
※「白金族元素」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
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