普及版 字通 の解説
12画
[字訓] やわらぐ・しずか
[字形] 形声
声符は(音)(いん)。は神の自己啓示の音。しずかな物音をいう。宋玉の〔神女の賦〕に「澹として靜にして、其れ悟(いんえい)(和らぎ、しとやか)なり 性、沈詳にして煩ならず」と、神女のさまをいう。
[訓義]
1. やわらぐ。
2. しとやか。
3. ものしずか。
[古辞書の訓]
〔字鏡〕 志豆介之(しづけし)、ハナハダ 〔字鏡集〕 ヤスシ・ハナハダ
[熟語]
▶・翳▶・然▶
[下接語]
愛・徳
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報