最新 地学事典 「インドチャイナ地塊」の解説
インドチャイナちかい
インドチャイナ地塊
Indochina Block
東南アジアの地質基盤を形成する小大陸地塊。南半球に位置したゴンドワナ大陸からデボン紀に分離,北上したカタイシア地塊群の一つ。タイ東部~ラオス・カンボジア・ベトナムの基盤をなす。西側はナン・ウタラディット帯とその延長部によってスコタイ島弧と,北東側はチュンソン─ソンマ─ソンダ帯によって南中国地塊と接する。主に先カンブリア系を基盤とし,古生界および中生界の浅海~陸棚相および陸成堆積物が覆う。古生代後期および中生代の海洋動物相はテチス海型で,北中国地塊および南中国地塊のものと親和性をもつ。古生代後期の植物相は熱帯のカタイシア植物群で三畳紀の植物相は中国の雲南省とも類似。
執筆者:鎌田 祥仁
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

