い渡る(読み)いわたる

精選版 日本国語大辞典 「い渡る」の意味・読み・例文・類語

い‐わた・る【い渡】

  1. 〘 自動詞 ラ行四段活用 〙 ( 「い」は接頭語 ) 渡る。
    1. [初出の実例]「珠洲(すす)海人(あま)沖つ御神に 伊和多利(イワタリ)て 潜(かづ)き取るといふ あはび玉」(出典万葉集(8C後)一八・四一〇一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android