20世紀西洋人名事典 「ウィリアムオーペン」の解説
ウィリアム オーペン
William Orpen
1878.11.27 - 1931.9.29
英国の肖像画家。
元・ロイヤル・アカデミー会員。
ダブリン生まれ。
ダブリンのスティルオーガンに生まれる。ダブリンとロンドンで学ぶ。第一次大戦中、英国政府の御用画家として多数の要人を描く。ニュー・イングリッシュ・アート・クラブおよびパステル協会会員。1919年ロイヤル・アカデミー会員となる。文学的要素に富む、多くの画家や文化人を描いた作品は、時代の記録としても貴重とされている。エディンバラに所在するスコットランド・ナショナル・ギャラリー所蔵「ブルームズベリーの一家族」(’07年)が代表作で、ウィリアム・ニコルソン一家を描いたものである。ロンドンで没。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報