20世紀西洋人名事典 「ウィリアムクライン」の解説
ウィリアム クライン
William Klein
1928 -
米国の写真家。
ニューヨーク生まれ。
カレッジ卒業後、1948年よりパリに移り住む。画家F.レジェの下で働きながら絵画、映画、デザイン、写真を学ぶ。「ボーグ」誌のグラフィック・デザイナーから同紙のファッションカメラマンに転向し、そのかたわら写真表現の新境地を開いた。代表作「ニューヨーク」(’56年)など各国の都市の写真集を発表。その後「ポリー・マグーお前は誰だ」などの映画制作も手がけた。作品はほかに写真集「ローマ」(’59年)、「東京」(’64年)など。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報