ウィリアムクルックス(その他表記)William Crookes

20世紀西洋人名事典 「ウィリアムクルックス」の解説

ウィリアム クルックス
William Crookes


1832.6.17 - 1919.4.4
英国の化学者,物理学者
元・王立協会会長。
ロンドン生まれ。
ロンドンの王立化学大学を卒業し、A.W.ホフマンの助手を経て、1854年オックスフォードのラドクリフ天文台気象部門の部長を歴任し、’55年チェスター訓練学校の化学講師となる。しかし、研究できない不満から1年でチェスターを辞め、ロンドンに帰り、ロンドン写真協会書記と機関誌の編集者となる。’59年自宅に化学実験室を設立し、「化学ニュース」を創刊する。’61年新金属元素タリウムを発見し、’75年にはラジオメーターを、1903年にはスピンサリスコープを発明し、科学普及発展に貢献する。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む