20世紀西洋人名事典 の解説
ウィリアム・ジョージ マッカラム
William George McCullum
1874 - 1944
米国の病理学者。
元・ジョンズ・ホプキンズ大学教授,元・コロンビア大学教授。
オンタリオ州ダンビル(カナダ)生まれ。
大学卒業後医師となり、1900〜08年ジョンズ・ホプキンズ大学病理学助教授。’08年教授。’09年コロンビア大学教授。’17年母校の教授に戻る。1897年オピーと共同研究でマラリア原虫べん毛形が生殖体である事を発見。1909年フグトリンと共同研究で副甲状腺のホルモンがカルシウム代謝を調節する事を証明し、同年膵性糖尿の原因がランゲルハンス島にあることを推定。彼の病理学教科書は好評で当時広く用いられた。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報