ウィーカンパニー

共同通信ニュース用語解説 「ウィーカンパニー」の解説

ウィーカンパニー

起業家らが共同で使えるオフィスを貸す「ウィーワーク」などを運営する米企業。ニューヨークで2010年に創業し、シェアリングエコノミー(共有型経済)の担い手として急成長を遂げた。同社によると、開設準備中も含め世界約120都市で約850拠点がある。日本では、ソフトバンクグループとの合弁日本法人を設立し、18年2月に東京に第1号スペースを開設。このほか名古屋、大阪福岡などに拠点がある。(共同)

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知恵蔵mini 「ウィーカンパニー」の解説

ウィーカンパニー

シェアオフィス「ウィーワーク」の運営企業などを傘下にもつ米国の企業。2010年創業。日本を含む世界各地でシェアオフィス事業を展開する一方、共同生活型アパート運営や学校運営など事業の多角化も進めている。17年よりソフトバンクグループから多額の出資を受け、19年9月に米ナスダック市場への新規株式公開(IPO)を目指していたが、赤字累積から事業の収益性や企業統治体制への懸念が高まり、IPOは延期となった。それに伴い企業価値が急落し、同社の株主による集団提訴にも発展している。

(2019-11-12)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

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