法則の辞典 の解説 ウィーナー‐ヒンチンの定理【Wiener-Khintchin theorem】 確率過程のパワースペクトルと相関関数の関係を表す定理.確率過程 y(t)が定常であるとき(特別な時間の原点を含まないとき),相関関数 K(τ)(≡ 〈y(t)y(t+τ) 〉,〈 〉 は時間平均を表す)は y(t)のスペクトル密度(確率変数のフーリエ係数の絶対値の二乗の,単位周波数当たりの値,J(ω))のフーリエ変換で与えられる.すなわち 逆にスペクトル密度から相関関数を得るときは のようになる. 出典 朝倉書店法則の辞典について 情報