ウエンナイ遺跡(読み)うえんないいせき

日本歴史地名大系 「ウエンナイ遺跡」の解説

ウエンナイ遺跡
うえんないいせき

[現在地名]枝幸郡枝幸町南浜町・新港町

北見山地の北端、枝幸町市街地西部の三笠山(一七〇・二メートル)丘陵から南に張出す段丘上に位置。擦文時代の集落遺跡。遺跡はエサシウエンナイ川河口の海岸砂丘上に立地するウエンナイ竪穴群と、右岸段丘上に立地するウエンナイ2遺跡・ウエンナイ3遺跡に細分される。ウエンナイ2遺跡は昭和五六年(一九八一)から翌年にかけて発掘調査が実施された。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 薦槌 米俵

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む