うぐいす沢遺跡(読み)うぐいすざわいせき

日本歴史地名大系 「うぐいす沢遺跡」の解説

うぐいす沢遺跡
うぐいすざわいせき

[現在地名]寒河江市中郷

最上川によって形成された標高一〇八―一二〇メートルの河岸段丘上に立地する縄文時代中期から後期の集落跡。昭和五五―五六年(一九八〇―八一)に県道改良に伴って緊急発掘調査が行われた。縄文時代中期後葉大木9式期の住居跡が一棟、大木10式期の住居跡が七棟、後期末葉コブ付土器第II―第III段階の住居跡が七棟検出されている。ほかに中期後葉の竪坑が計一二九基、後期の竪坑が二基検出されている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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