ウスチノフ(読み)うすちのふ(その他表記)Дмитрий Фёдорович Устинов/Dmitriy Fyodorovich Ustinov

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ウスチノフ」の意味・わかりやすい解説

ウスチノフ
うすちのふ
Дмитрий Фёдорович Устинов/Dmitriy Fyodorovich Ustinov
(1908―1984)

ソ連政治家サマラに生まれる。1927年共産党入党。1934年レニングラード軍事工業大学卒業。1941年軍需人民委員、1946年軍需相、1953年国防工業相など、一貫して軍需工業に携わる。1957年副首相、1963年第一副首相兼最高国民経済会議議長、1965年党中央委員会書記を経て、1976年3月党政治局員。1976年4月グレチコ国防相死去の後を襲って、民間人として初の国防相となり、7月には元帥となった。1984年12月21日国防相在任中死去。

[塩川伸明]

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