うっかり者(読み)ウッカリモノ

デジタル大辞泉 「うっかり者」の意味・読み・例文・類語

うっかりもの【うっかり者】[曲名]

原題、〈イタリアIl distrattoハイドン交響曲第60番ハ長調通称。1774年作曲。自身による同名劇付随音楽に基づく。うかつ者。

うっかり‐もの【うっかり者】

ぼんやりしている人。不注意な人。まぬけ者。
[補説]曲名別項。→うっかり者

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「うっかり者」の意味・読み・例文・類語

うっかり‐もの【うっかり者】

  1. 〘 名詞 〙 気をとられてぼんやりしている者。また、不注意なあわて者。
    1. [初出の実例]「此車夫も山出男(やまだしをとこ)天通保用の恍然者(ウッカリモノ)と見えて」(出典:諷誡京わらんべ(1886)〈坪内逍遙〉三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android