ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ウツボカビ」の意味・わかりやすい解説 ウツボカビ(空穂黴)ウツボカビArcyria 変形菌類のアルキリア属につけられた和名。腐朽材などに発生する。日本産のものだけでも 17種記録されている。子実体は球形から長円筒形,その高さは通常 1.5~3mm,まれに 4mmほどに達するものがある。子実体は成熟時,上部の外皮がこわれて消失し,下部が杯状に残る。裸になった子実体は細かい網状の細毛体となり,その間に多数の胞子を生じる。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by